isaaxを使ってRaspberry Piに自宅用Wikiを構築する – その1

Isaaxを使って、Raspberry PiにWikiサーバーをデプロイします。isaaxを使うことによって遠隔のソフトウェアアップデート、複数デバイスへのアプリケーション配信が容易になります。

このシリーズでは、isaaxを使ってRaspberry Pi上にMarkdownで書けるWikiサーバーのCrowiをインストールします。第一回目として、デバイスにアプリケーションを配信するためのgitリポジトリの用意までを行います。

  1. リポジトリの準備
  2. isaaxプロジェクトの用意とデバイスの登録
  3. アプリケーションの更新

概要

isaaxを使うことによって、ソフトウェアのアップデート作業をシェルログインを行わずに遠隔で行うことを可能にします。また2台目、3台目の追加を容易に行えます。Crowiはとても手軽に構築できるので、Raspberry Piと組み合わせて自宅用のWikiサーバーとして試してみてはいかがでしょうか。

Crowi – The simplest markdown wiki

この記事では、以下の環境でインストール作業を行なっています。WindowsやLinuxをお使いの方は、それぞれの環境に合わせてお読みかえください。

  • Mac OS(ローカルマシン)
  • GitHubアカウント(isaaxと連携済み)
  • Raspberry Pi 2 modelB(デバイス)
  • Raspbian Jessie lite (2017/04/10)
  • Crowi v1.6.0

リポジトリの用意

まずは、デプロイするソースコードを置くためのリポジトリを用意します。ターミナルを開き、ローカルマシンにCrowiのリポジトリをクローンします。

git clone https://github.com/crowi/crowi.git
cd crowi

次にGitHubに新規リポジトリを作成し、リモートリポジトリをisaaxという名前で追加します。ここではリポジトリ名をisaax-crowiとしています。

git remote add isaax https://github.com//isaax-crowi.git

次に、リリース用のブランチを作成します。masterブランチは安定版ではないため(CrowiのREADMEを参照のこと)、タグの一覧から、ソースコードをチェックアウトします。

# タグの確認
git tag

# リリースバージョンのチェックアウト
git checkout -b production refs/tags/v1.6.0

こちらのproductionブランチはisaaxを使ったデプロイ用のブランチとなります。こちらにisaaxの設定ファイルであるisaax.jsonを新たに追加します。

{
  "name": "isaax-crowi",
  "version": "",
  "description": "A personal wiki server",
  "main": "app.js",
  "author": "",
  "license": "",
  "language":"javascript",
  "scripts": {
     "start": "npm install -g && node app.js"
    },
   "dependency": null
}

productionブランチでの作業を新たに追加したリモートリポジトリに反映します。

git add isaax.json
git commit -m "Add setting file for isaax"
git push isaax production

リポジトリの用意は以上となります。次回はisaaxプロジェクトとこのリポジトリを紐付け、Raspberry Piをデバイスとして登録し、Wikiサーバーをデバイスにデプロイする方法について説明します。

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